2025.10.19 Sun.
海の中の美術館 2025
JUAM 2025
Japan Undersea Art Museum 2025
東京・式根島

海の中の美術館 2025
プレ会期
2025.08.28 Thu. - 10.18 Sat.
会期中無休
式根島・中の浦海岸沖合
シュノーケリングまたはダイビングで鑑賞可能・要予約
「海の中の美術館ご予約フォーム」よりお申し込みください。詳細はご返信にてご案内申し上げます。https://forms.gle/rN8FpLi6vh1mvLsp7
1000円(調査・入館料)+ダイビングまたはボートシュノーケル費用
ビーチから個人でのシュノーケリングは無料
※正確な位置や詳細は、プレ会期中の予約制のダイビング・体験ダイビング・ボートシュノーケルおよび10月19日 (日)に開催されるイベントにご参加された方へお伝えいたします。
Artists and works

伊島 薫 Izima Kaoru
1980年代から主に音楽やファッションの分野でカメラマンとして活動。
2000年頃からドイツを皮切りにヨーロッパ各地やアメリカを中心に、『死体のある風景(Landscapes with a corpus)』シリーズを展開。
現在、スクリーンショット・シリーズを通じて「写真とはなにか」を問い続けている。

『そして、すべては消えゆく1』
『そして、すべては消えゆく2』
2025
ミクストメディア、磁器、セメントW480×H530
キャンバスに白いホヤの彫刻を取り付けた作品である。白いキャンバスは海中に置かれることで、環境の変化を受けて色や姿を変えていく。
着想のきっかけとなったのは、韓が岩手県大船渡市の三陸沿岸で潜水した際の発見であった。震災瓦礫の残る岩場に、極めて稀少とされる白いアルビノのホヤが付着しているのを見つけたのである(自然界での発生確率は十万個に一個ほどといわれる)。この体験を契機に、韓は白いホヤをモチーフとした彫刻作品の制作を始めた。
また、在日コリアンである自身の立場とも重ね合わせながら、韓はホヤという存在に強い共感を抱く。食材としても、生物学的にも特異でありながら、外見は人間と大きく異なるにもかかわらず、進化的にはヒトに非常に近い動物であるとされる点に強い関心を寄せている。

韓 成南 Sung Nam Han
兵庫県神戸市生まれ。映像作家、演出家。
シングルチャンネル映像やブルーバックによるキーイングを用いた映像インスタレーション、AR写真・映像作品、アートパフォーマンス、そして「青」をテーマにしたインスタレーション作品などを制作している。
Interdisciplinary Art Festival Tokyo、Art in Country of Tokyo、Interdisciplinary Art Project Kobeの代表、海の中の美術館初代館長。


ダンス公演『祝舞』
川村 美紀子 Mikiko Kawamura
1990年生まれ。16ヶ国33都市を巡り、20作以上の振付作品を発表。
受賞歴にトヨタコレオグラフィーアワード 次代を担う振付家賞・オーディエンス賞、横浜ダンスコレクションEX2015 審査員賞・若手振付家のための在日フランス大使館賞など多数。
近年の振付作品に『じごくのあばれもの』(主催:彩の国さいたま芸術劇場)、出演作に映画『N・P』(監督:Lisa Spilliaert / 原作:吉本ばなな)、 土方巽 『疱瘡譚』の完全コピー役として映画『三』(監督:飯名尚人)、 音楽劇『バッコスの信女 ー ホルスタインの雌』(作・演出:市原佐都子)など。
©Etsuko Suzuki
主催:海の中の美術館
共催:一般社団法人 式根島エリアマネジメント
助成:アーツカウンシル東京[地域芸術文化活動応援助成]
後援:東海汽船株式会社、東京七島新聞社、新島村商工会、式根島観光協会
「海の中の美術館」参加作家:伊島薫、韓成南
メインヴィジュアル:韓成南




